運がいい人と悪い人って、それぞれ何となくいるような気がしちゃいますよね。
何をやってもうまくできる人もいれば、よく失敗してしまう人など。
"運なんて科学的じゃない"
と思う方もいるかもしれませんが、実は科学的に証明されていることもあるんだそうですよ。
今回はそんな運についてのお話です。
目次
幸運は自分で手に入れられるもの
運がいい、悪いって、ある意味その人の感覚の面もあるかとは思います。
しかし他の人を見ていても、運が良い人悪い人って、なんとなーくあるような気がしてしまいます。

そう思う方も多いかと思われますが、生まれつき決まっているものではないようなんです。
だから逆に言えば
誰でも運が良い人になれる
ってことでもあるんですよね。
せっかくなら、自分も運がいい人にぜひなりたい!!って思いませんか?
科学的に証明された運のいい人の性質
このお話は"エリック・パーカー"著の"残酷すぎる成功法則"という本に書かれていました。
この本は以前にも紹介したことがありますが、かなり内容が豊富で面白いことがたくさん書かれています。
そのうえ科学的なアプローチから検証されているので、読んでいていろいろ納得してしまうことが多いんですよね。
成功を手に入れたい!!って人は、一読してみても良いかもしれません。
この本の中で、ハートフォードシャー大学の心理学教授 リチャード・ワイズマンという人がある調査をした内容が書かれていました。
それが
運のいい人と悪い人の本質的な違いは何か
ということでした。
1000人以上の被検者で調査を行ったところ、運は単なる幸運でも超常現象でもなく
その人の選択によるところが大きい
ということが分かったのでした。
ではどんな選択をするのが幸運への近道になるのでしょう?
こんな選択をすれば幸運な人になれちゃいます
運がいい人はどんな選択をしているのか。
それは以下の通りだと書かれていました。
運がいい人の性質
・新しいことを積極的に受け入れられる
・外交的である
・あまり神経質でない
以上の性質が重要なんだそうですよ。
自分に当てはまるところはありましたでしょうか?
これらの性質を持つことによって
直感に従い、前向きにものごとを試していく
ようになるそうなんです。
その結果、さらに直感が研ぎ澄まされて、良い循環に入っていくようです。
そして最終的には運のいい人になれてしまうというわけですね。
こうなるためには、新しいこと、ワクワクさせてくれること、素敵なものに積極的にたくさん出会わないといけないってことでもあるんですね。
ワクワクすることと言えば、以前書いたバシャールの話にもつながってきますよね。
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【バシャール】ワクワクを基準に行動してみましょう
続きを見る
結局のところ運をよくするためには、引き寄せの法則も使うってことにもなるわけですね(^^)
"運が悪い人"も"運がいい人"になれるのか?
実はこの疑問に対しても、この教授は実験をしたそうなんです。
それが
運が悪い人に対して、運がいい人のように行動するように指導する
というものでした。
要は、運が悪い人たちに対して、先ほど挙げた3つの性質を持つように強制的に行動させるということですね。
その結果は果たしてどうだったのでしょうか?
実は
80%が運が良くなったと実感した
ということなんです。
へーって思いますよね。
たったそれだけで、運が良くなったと自覚ができるようになるなんて。
また運が良くなったという実感だけでなく、そのようにした人たちは幸福感も強くなったそうなんですよ。
良いことばかりだと思いませんか?
行動しなかったらどうなる?
運をよくするためには、上に書いたようなことを積極的に行動していく必要があるわけですね。
では逆に、運がいい人がそのような行動をやめてしまうとどうなるのか?
実は、運が悪くなってしまうそうなんですよ。
恐ろしいですねぇ。
だから行動は常に積極的にしていかないといけいないってことでもあるんですね。
行動して失敗することと、行動を起こさなかったこと。
人間はどちらを後悔すると思いますか?
実はこれもコーネル大学心理学教授のティモシー・ギロヴィッチによる調査があるのですが、
失敗よりも行動しなかったことの方を、人は2倍後悔する
という結果なんだそうですよ。
というのも、失敗についてはのちに自分で正当化することもあるんですよね。
"あの時の失敗があったから、いまがある"などなど。
また年を重ねていくにつれ、人は良いことだけを覚えていて、悪いことは忘れてしまう傾向にあります。
これはある意味ありがたいことではあります。
だから失敗したとしても、経験が多くなればなるほど幸福感は増すそうなんです。
対して行動を起こさなかった場合、何も試みなかったことに対して正当化することは難しいんですよね。
だからどうしてもしなかったことを後悔することの方が多くなってしまうようなんです。
楽天家であることも重要です
積極的に行動することによって、当然のことながら失敗する機会も増えてしまいます。
しかしそこで重要なことが
楽天的であること
なんですね。
運のいい人は、失敗についてくよくよ悩むことはなく、悪い出来事の良い面を見て学んでいくんだそうです。
それによってさらに前向きに挑戦し、いっそうよい出来事が起きるようになる。
そんな上昇スパイラルが続いた末に、ある時大成功を呼び込むとのことです。
そして周りからも運がいい人って見られるようになるんですね。
あなたも運がいい人になってみませんか?
というわけで、幸運については生まれつきのものではないらしいということが分かりました。
また幸運は自分で後天的に得られるものでもあるんですね。
だから運が良い人になりたいと思えば、いくらでもなることはできるってことです。
これは勇気づけられる内容ですね。
そして運がいい人になるためには
- 新しいことを積極的に受け入れる
- 外交的に行動する
- 神経質にならずに楽天的にいく
ってことがポイントってことですね。
ぜひこれらのことを心掛けて、どんどん運を良くして大成功をおさめていきましょう♪