今回は旅行がてら、今まで気になっていた諏訪大社に参拝に行ってきました。
諏訪大社は合計で4社あり、本来なら4社すべてを回りたかったのですが、時間の関係で上社本宮のみ参拝してきました。
長野県にある諏訪大社
諏訪大社は、諏訪湖の周辺にある4カ所の神社からなります。
その4カ所の神社にはそれぞれ名前が付けられており
・上社本宮
・上社前宮
・下社春宮
・下社秋宮
となっています。
またこの諏訪大社は全国にある諏訪神社の総本山でもあるんですね。
創建の時代は不明とのことですが、日本最古の神社の一つとされています。
たしかに諏訪湖とともに名前は聞かれたことがある方が多いんじゃないでしょうかね。
御祭神については以下の通りとなっています。
諏訪大社の御祭神
・建御名方神 (たけみなかたのかみ)
・八坂刀売神 (やさかとめのかみ)
建御名方神は別名"諏訪大明神"とも呼ばれているそうです。
そして大国主神の子供に当たるんですね。
そして一緒に祀られている八坂刀売神は、建御名方神の奥さんに当たります。
諏訪大社のご利益は
諏訪大社の御祭神である建御名方神は、風・水の守護神なんですね。
また神話の中では、タケミカヅチと力比べをしたというお話もあります。
(実際には負けてしまうのですが)
その勝負が相撲の起源などとも言われているんですけどね。
そんな力自慢だったということもあって、日本三軍神の1人ともされています。
そのようなことから、ご利益としては
・五穀豊穣
・武運長久
・開運招福
などがあるそうです。
農耕の神様かつ軍神であることから、このようなご利益があるんですね。
また勝負ごとにもご利益があるため、金運にも影響するようです。
宝くじなどの当選にも効果が期待できそうですね(^^)
諏訪大社の場所とアクセス
諏訪大社は長野県の諏訪湖を挟んで、南側の諏訪市・茅野市と北側の諏訪郡下諏訪町にそれぞれ2カ所ずつある神社です。
南側には上社が、北側には下社が2社ずつあるような関係となっています。
本来であればこの4社を巡るのが理想的なんですが、すべて回るとなるとちょっと離れていることもあって1日がかりになっちゃうんですよね。
今回は時間があまりなかったため一番メジャーでもある、上社の本宮のみ参拝してきました。
諏訪大社上社本宮へ
この日は車で訪れたのですが、大きな駐車場がありますので、車でのアクセスが便利かと思います。
駐車場から神社の方に向かいますと
このように大きな鳥居がお出迎えしてくれます。
こちらは北参道となっています。
表参道は東側にあるようでしたら、今回はこちらから訪れました。
近づきますと
立派に"諏訪大社本宮"と書かれています。
境内に入りますと、入ってすぐ左手に手水舎があります。
新型コロナの影響で、こちらも直接手水が流れてくるような形式になっていました。
またこの右手奥にはちょっと変わったものが。
こちらがそうなんですが、手水舎と同じようにお水が流れているのですが、実はこれお湯なんですよね。
しかもちょっと熱めのお湯なんです。
このお湯は諏訪の温泉の源泉とのことなんですよ。
あまりお湯で手を洗えるところなんてないので面白いですよねぇ。
寒い時期にはこちらの方がありがたいかもしれませんね。
奥の方に進んでいくと
大きな木が一本そびえたっていました。
近づいてみますと
"一之御柱"と書かれていますね。
諏訪大社はすべての神社が、4本の御柱によって拝殿が囲まれるような作りになっているそうです。
だからこの上社本宮も、残り二~四の御柱があって、それによって本宮の中心部が囲まれているというわけですね。
今回は時間がなかったため、残りの3本を見つけることはできませんでしたが、そいう言う目で参拝に行くと面白いかもしれませんね。
本宮へ参拝に
御柱を越えていよいよ拝殿の方に向かいます。
このような門をくぐって中に入っていきました。
この門をくぐって左手には
こちらが拝殿ですね。
さらに近づきますと
参拝所がありまして、その奥に拝殿があるような構造となっていました。
この諏訪大社上社本宮には、実は本殿が無いのですよね。
というのも、ご神体は守屋山とされているからなんですね。
ちょと不思議な感じではありますが、いろいろ謎があって調べてみると面白そうではあります。
この拝殿奥にも森があるのですが、この神社全体が森で囲まれているような感じなんですよね。
ちょっと不思議な雰囲気で、ちょっと他の神社とは違って、何か感じるものがありました。
パワースポットと呼ばれるのも納得ではあります。
こちらでしっかり参拝させていただきました。
そのほかの建物など
この参拝所のすぐ右手には
ちょっと趣のある建物が。
何かと思って近づいてみますと
"勅願殿"と書かれていました。
建立は1690年とのことです。
ちょうどこの勅願殿の背面の方向には、御神体とされている守屋山があるんですよね。
御祈祷を行う場所とされていますが、ご神体にこちらからお祈りするのも良いのかもしれません。
勅願殿の右手には
授与所がありましたが、訪れた時間が17時頃と遅かったこともあって、すでに閉まってしまっていました。
御朱印をもらえないかなぁと思ったのですが、先ほどの門を出て左手に社務所がありまして、そちらはまだ受付してくれていたのでした。
そちらで資料と御朱印をいただくことができました(^^)
諏訪大社上社本宮の御朱印など
御朱印をいただきに行ったのですが、同時に
こんなしおりもいただきました。
さらに資料として
諏訪大社の由緒などが書かれたものもいただきました。
さらに諏訪大社の4社の位置関係が分かりやすい地図も掲載されていました。
これで見ると位置関係が分かりやすいですよね。
でも上社と下社は少し離れているので、4カ所一気に回るには少し気合が必要そうですね。
また4社すべてで御朱印をいただくと、記念品をもらえるそうですよ。
コレクターの方はそういうのにも惹かれて、コンプリートしてしまいそうですね(^^;
で、肝心のいただいてきた御朱印がこちらです。
信濃国の一之宮とされているんですね。
残り3つの神社の御朱印も気になりますよねぇ。
というわけで、今回は諏訪大社の上社本宮を参拝してきたというお話でした。
諏訪大社は調べてみるといろいろ謎がありそうな神社ですし、訪れた際もちょっと不思議な感じを受ける神社でした。
まだ1社しか訪れていないのですが、残りの3社にも時間を作って、ぜひいつかは行ってみたいと思います。
そしたら何かさらに気づくことができるのかな?
また諏訪大社のご利益にも期待したいと思います(^^)