"成功"と一言に言っても、人それぞれいろいろと捉え方はあるかと思います。
しかし可能であれば、誰しもが成功した人生を送りたいものですよね。
今回は成功法則の中に、引き寄せにも関係していそうなものがあったので紹介していこうと思います。
目次
成功法則もいろいろあります
以前エリック・バーカー著の"残酷すぎる成功法則"という本を購入したことを書きました。
この本はなかなかボリュームがあるので、非常に読みごたえがある本です。
しかも様々な論文を引用したりしているので、科学的にも検証されていて非常に面白いんですよね。
その中で賢いギバーでいると成功できる可能性が上がるというお話を紹介しました。
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賢いギバーでいれば成功も引き寄せられますよ
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その本の中に、"人生でもっと成功するには"ということが書かれていました。
それがなかなか興味深い内容だったのですよ。
よいリーダーと偉大なリーダーについて
著者は偉大なリーダーについての研究をしていた、ハーバード大学ビジネススクールのゴータム・ムクンダという人にインタビューをしています。
その中でよいリーダーと偉大なリーダーは異なることがまず述べられていました。
よいリーダーというのは、正規のコースで昇進を重ね、定石を踏んでものごとに対応する人。
周囲の期待に応えるような「ふるいにかけられたリーダー」と定義していました。
対して「ふるいにかけられていないリーダー」は正規のコースを経ずにリーダーとなった人。
システムによる審査を経ず、予想外の状況下などでリーダーとなった人なのですが、そのような人は偉大なリーダーになりうるというのです。
また偉大なリーダーはユニークな資質を持っていると言っていました。
ちなみにユニークな資質というのは、日ごろはネガティブな性質や欠点と捉えられているもので、ある特殊な状況下ではそれが強みになるというのです。
その中では、異端と言われていた首相チャーチルなどを例に出して話していました。
そして本来はネガティブなものが、ある状況下で本人の仕事ぶりを飛躍的に高めてくれるものを
増強装置(インテンシファイア)
と名付けていました。
自分がネガティブだと思っているものも、もしかしたら有用なことがあるかもしれないと思うと、ちょっとワクワクしますよね。
そういうものを使うと、予測不可能なことをして変化や変革をもたらし、なかには大改革を成し遂げることもあるというのです。
ちょっと特殊な人と捉えられてしまうかもしれませんが、型破りなことをするという意味では面白そうですよね。
人生でもっと成功するためには
二人の会話の中で、人生でもっと成功するためにはどうしたらよいのかというものがありました。
それに対する答えは、2つのステップがあるとのことでした。
まず第一に、自分自身を知ること。
次に自分に合った環境を選ぶがことが重要だというのです。
1.自分自身を知ること
これは今までにもいろいろなところで言われてきているかと思いますが、やはり重要なことのようです。
古代デルポイの神殿の石に
汝自身を知れ
と書かれているところから始まるように、これができていないと成功は実現しないということでしょう。
またピーター・ドラッガーも
仕事人生で成功するには、「自分を知る」の一言に尽きる
とまで言っています。
またその中でさらに、自分が望むことを人生で成し遂げるために何よりもすべきことは
自分の強みを知ることだ
とも言っています。
だからまずすべきは
1.自分は「ふるいにかけられたタイプ」か「ふるいにかけられていないタイプ」かを知ること
2.自分の強みがどこにあるのかを知ること
ということでした。
「ふるいにかけられたタイプ」であれば、実直に規定のコースで成果を出していくようにするのが近道です。
規格外で「ふるいにかけられていないタイプ」であれば、リスクは伴うものの自分自身で道を切り開いていくとよいようですよ。
自分の強みが分からないという場合は、「フィードバック分析」というものも推奨されていました。
これは仕事を始めるときに、期待する成果をまず書き留めておきます。
後日、実際の得られた成果を書いて見比べるというものです。
これを繰り返すことで、自分の得意・不得意なことがだんだん分かってくるそうですよ。
たしかに自分の強みが分かると、それをどんどん生かしていけますもんね。
自分では普通と思っていることも、周囲の人から見るとすごいと思われていることとかもありますし。
自分のことをしっかり分析してみるのはよい気がします。
2.自分に合った環境を選ぶこと
成功するには、いくら実力があったとしても環境が合っていないとダメなんだそうですよ。
ある状況で目覚ましい成功をおさめた「ふるいにかけられていないリーダー」は、ほぼ例外なく、別の状況では悲惨な失敗を遂げるとのこと。
だから自分に合った環境に出会えてこそ、はじめておおきな成功をおさめることができるってことなんですね。
だから結論としては
自分の強みを知って、それを最大限に活用できる場所を見つける
ことが成功の法則ということなんですね。
自分自身を知ることができると
自分自身を知ることができると、実は引き寄せの法則的にもいいんじゃないかなぁと思ったんですよ。
というのも、自分自身を知って自分の強みが分かると、自分が好きなことや得意なことが分かりますよね。
そうすると、自分の強みの部分をどんどん伸ばしていけばよいということになります。
好きなことや得意なことだと、たいていの場合は感情的に楽しみながらやることができますよね?
そうなると以前お話したように、フロー状態に入ることもできると思うんです。
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フロー状態に入れる好きなことを見つけてみましょう
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フロー状態で作業をしていれば、さらに際立った成果を得ることができて、どんどん好循環に入っていくことになるんじゃないでしょうか。
またこれはバシャールが言っていた"ワクワクする行動"というのとも繋がってくる気がするんですよね。
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【バシャール】ワクワクを基準に行動してみましょう
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そうやって好きなことを続けていれば、いつのまにやら望む結果を得られて成功してしまうと!!
なんとなく成功法則というのも、読んでいて引き寄せの法則と関係しているような気がしてしまったのでした。
成功をおさめたい場合にも、引き寄せの法則は知っていて損はしない気はしますよね。
いろいろな知識を身に着けつつ、どんどん成功をおさめていけるようにしていきましょうね♪