"フロー"という言葉、聞いたことありますか?
もしかしたらどこかで耳にしたことがあるかもしれませんよね。
これはある状態を指すのですが、もしこのフロー状態に入れることを見つけたら要チェックですよ。
ミハイ・チクセントミハイの言う"フロー"とは
"フロー"という言葉は、もともと心理学者のミハイ・チクセントミハイが提唱したものなんですね。
ですから、心理学用語ともいえるでしょう。
実際にどんな状態かというと
ものすごく集中して、時間も忘れてしまうような状態
のことを言います。
これまでに、なんとなくそんなことを体験したことはないでしょうか?
仕事でも遊びでもですが、周りのことを気にせずに、恐ろしいほどずっと集中していて。
気が付いたら、あっという間に時間が過ぎていたということ。
このフロー状態に入れることってのは、実はその人にとってはとても限られた状況なんですよ。
フロー状態の定義
フローという言葉、自分も以前から知ってはいたのですが、たまたま最近読んでいたDaiGoの"好きをお金に変える心理学"という本に出てきたんですよね。
この本はDaiGoさんのこれまでの経験に基づきつつ、心理学的なことを交えて語られているのでなかなか面白いですよ。
その中で"フロー"についても少し触れられています。
文中では"フロー体験の8つの構成要素"というものを列挙しています。
フロー体験の構成要素
１ 明確な目的
２ 集中
３ 自意識の低下
４ 時間の歪み
５ レスポンスの速さ
６ 適切な難易度
７ 自分で状況をコントロールしている感覚
８ 活動自体に価値を見出すことができる
これにさらにプラスして、"他者に妨害されない環境"というものも挙げていました。
まず何のためにやるのかという明確な目的が最初に必要となります。
そのうえで自分が集中したいと思えるものでなければ、なかなかやる気になれないですからね。
"自意識の低下"というのは、完全に我を忘れた状態に入れるということですね。
"時間の歪み"と言われるのは、没頭しているうちに、気が付いたらあっという間に時間が過ぎていたといたという現象です。
"レスポンスの速さ"は、やったことに対してその効果を自覚できるような結果がすぐに得られるかということ。
"適切な難易度"は、難しすぎもせず優しすぎもせずで、程よく達成できそうなことといったところでしょうか。
"自分でコントロールしている"というのは、誰かに言われてやるというものではないということ。
"活動自体に価値を見出す"というのは、報酬目当てではなく、やること自体に意義を感じられるということです。
以上のことを満たすものであれば、フロー状態に入れるというのです。
自分の身の回りを見回してみて、フローに入れそうなものはありますでしょうか?
フローに入れるものは好きなこと
8+1の項目について、フローに入る条件を並べました。
しかし簡単に言ってしまえば
フロー状態になれるのは、自分の好きなこと
なんですよね。
いやいややるようなことでは、通常フロー状態に入ることはできないんです。
だから自分の仕事でフロー状態に入ることができる人は、仕事の中に好きなことを見出しているんだと思います。
そうでなければ集中なんてできませんもんね。
仕事でいつもフロー状態に入れる人というのは、ある意味幸せなことですよ。
でも趣味でもなんでも、フローに入ることをまず見つけてみることが良いかと思います。
フローに入れるものを見つけると
前章で述べた通り
フローに入れる = 好きなこと
ですよね。
ってことは、つまりフローに入れるものを続けていれば、引き寄せもしやすいということにもなるのですよ。
以前に引き寄せを加速させることとして、好きなことをするとよいということを書きました。
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好きなことだけして生きると願いも叶ってしまうかも!?
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また先日は、バシャールの勧めるワクワクを基準に行動するということも書きましたよね。
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【バシャール】ワクワクを基準に行動してみましょう
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このフローという状態は、そのような好きなこと、ワクワクして行動しているときに入ることができる状態なんです。
だからそんなことを続けていれば、良い結果が出るというのも、引き寄せの法則の観点から見てみても、全く不思議ではないですよね。
もちろん"ちょっと嫌だな"と思うものの中にも、時として"楽しい"と思えることを見つけることもあります。
そしたら本当に儲けものですよね。
それで集中して続けていけば、必ずや成果が出ることでしょう。
フローを基準に引き寄せを加速してみましょう
このフローという状態はとても興味深いですよね。
もしフロー状態を感じることができたのなら、自分が好きなことであることは間違いありません。
それを極めていけば、必ず良い結果を手にすることができると思いますよ。
それには好きなことをしていれば、気分もよくなって引き寄せが上手くいくということとも繋がってくる気がするのですよね。
だからもし"フロー"に入れることを見つけたら、ぜひそのことをやり続けてみて下さい。
必ずや良いものを引き寄せてきてくれるはずですので。
また「自分の好きなことが分からない」という人は、このフローという状態を基準に探してみてはいかがでしょうか。
思いもよらないことが、実は好きだったりするかもしれませんしね。
自分もブログを書いているときは、意外とフロー状態に入っていることが多いんですよね。
だから気が付いたら、そこそこ文章が書けてしまっていたりして(^^)
正直なところ、今まではあまり文章を書くのは得意ではなかったのですが、最近は"もしかしたら本当は文章書くのが好きだったのかも?"なんて思っていたりしています(笑)
それもあって、ここまで続けていられるんでしょうしね。
今後の自分のやりたいこと、引き寄せたいことの基準としてもこの"フロー状態"をぜひ活用してみてくださいね。
