名古屋市内にも探してみると金山神社はいくつもあるんですよね。
今まで気にもしてませんでしたが、探してみると面白いもので。
今回は名古屋駅の近くにある金山神社にお邪魔してきました。
中村区にある金山神社
今回は中村区にある金山神社を訪れてきました。
こちらの神社、実はちょっと場所的には行きにくいところにあるんですよね。
一応鉄道の沿線にはあるのですが、駅から少々離れていたりします。
ちょうど近鉄名古屋線の黄金駅と米野駅の間ぐらいにあります。
駅からだと、どちらも歩いて10分ぐらいといったところでしょうか。
自分が訪れたときは、頑張って名古屋駅から歩いてみました。
名古屋駅からだとおよそ25~30分ぐらいかかりました。
おかげでそこそこいい運動にはなりました(^^)
夏場はちょっときついかもしれませんね。
金山神社の周辺は住宅街になっていて、道も細いところがあったりで知らないと迷い込んでしまうかもしれません。
もっとも確実にたどり着くには電車の線路目印として進むのが良いかと思います。
ちなみに住宅地の中にあって、駐車場はありませんので車で行く方はご注意ください。
金山神社の外観
近鉄の線路沿いに西に向かって進んでいくと
このように二股に分かれる地点があって、そこを右側に進むと木の見えている右手に神社があります。
神社側から先ほどのところを見ると
こんな位置関係ですね。
先ほどの道に面して神社があります。
神社の入り口から見ますと
このように鳥居があって、奥に拝殿が見えています。
なかなか立派な神社です。
金山神社の中の様子
鳥居をくぐりますと、いきなり右手には
こんな百度石がありました。
お百度参りをする際の往復の基準になるってことでしょうね。
しかしなかなか100回往復するとなると、距離は近いとはいえ大変そうな。
さすがに今回の参拝ではそこまではしませんでした。
手水舎がありました。
しかし新型コロナウイルスのこともあってか、完全に閉鎖されていました。
この金山神社の由緒が書かれていました。
こちらの金山神社も美濃の南宮神社から勧請したとされているとのことです。
以前の回で金山彦神について書きましたが、やはり
総本山は岐阜の南宮大社
なんですね。
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金運アップに関係していそうな金山彦神について調べてみました
続きを見る
金山彦神を追っかけるものとしては、やはり南宮大社は一度訪れないといけないですね。
こちらの金山神社の祭神はと言いますと
- 金山毘古神
- 多紀理比売命
- 多岐津比売命
- 狭依比命
- 天照大御之荒魂
とのことです。
由緒に書かれているように、もともと金山社があって、近くにあった西宮社、宗像社を合祀して金山神社としたとのことです。
この由緒の中には
西宮社の祭神が多紀理比売命、狭依比命、多岐津比売命
宗像社の祭神が天照大御之荒魂
と記載されています。
しかし宗像三女神というのが、田心姫神(タゴリヒメ)、湍津姫神(タギツヒメ)、市杵島姫神(イチキシマヒメ)なので、この3人が宗像社の祭神では???
なんてちょっと思ってしまいました。
何となく西宮社と宗像社の祭神が逆なような気もするのですが、どうなんでしょう?
詳しい方、ぜひ教えてください。
いずれにしましても5人の神様が祀られているということですね。
そして金山神社本体の祭神は金山彦神のみということになりますね。
手水舎の近くには
神馬の増が飾られていました。
さらに奥にも像があったのですが
こちらは特に何も書かれていなかったのでよく分かりませんでした(^^;
謎の彫刻でした。
金山神社内の各神社
ではまずはメインの金山神社の方から参拝です。
狛犬の奥に拝殿がありました。
奥の本殿に続くようなつくりとなっていました。
そしてなんと金山神社のfree-WiFiのパスワードなんかが貼られていました。
自由に使ってくださいということで、なかなかサービスが良いですね。
今回はWi-Fiは使いませんでしたが、神社でWiFiが使えるなんてなかなか近代的で面白いですね。
続いて左手に進むと
御霊社と書かれています。
こちらが西宮社に当たるようですね。
こちらでもしっかりお参りさせていただきました。
その近くには石が置いてあって
この辺りから名古屋城の石垣用の意思を運んで行ったみたいなんですね。
なかなか面白いものです。
そして敷地内の右手の方に行きますと
もう一つ鳥居がありまして、この奥にあるのが宗像社ということになります。
こちらにもお参りさせていただきました。
ちょうどこの位置から左に振り向くと
金山神社の拝殿から本殿に続いていくところが見えます。
この日は自分以外に訪れている人はいませんでしたので、非常に静かでした。
その分ゆっくりとお参りができたのでよかったです。
金山彦神様にもしっかりご挨拶ができましたので。
ということで、今回は名古屋市中村区にある金山神社を参拝してきました。
どちらかというと、地域に密着した神社という感じでしたが、なかなか雰囲気もあってよい神社でしたよ。
また機会がありましたら伺いたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を読んでくださった皆さんにも、溢れんばかりの幸福が訪れますように!!