願望を具体化することは、引き寄せを加速させるには有効な方法とされています。
しかし具体化し過ぎたために、逆に引き寄せができなくなってしまうこともあるんです。
せっかく引き寄せをしたいのに、それではまったく意味がないですよね。
今回はそうならないためにどうしたらよいかについて書いていこうと思います。
願望を具体化することは良い面もあるのですが
願望を具体化することは、その達成を加速させる効果があると言われています。
願望のイメージがはっきりしていればいるほど、その願望はスムーズに叶うとされています。
どうなりたいか、何が欲しいのかがボヤっとしていると、引き寄せが働きにくいんですよねぇ。
願望を具体化する際には、願望をビジュアル化することもよいとされています。
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引き寄せをビジュアル化で強化してみましょう
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この方法でより潜在意識に願望を刷り込むこともできるので、なかなかおすすめな方法の一つです。
具体化した願望を常に意識させる効果もありますのでね。
せっかく宇宙がギフトを与えてくれようとしても、それが何なのかはっきりしていないと、宇宙も何をあげたらよいのか迷ってしまいますからね。
願望を具体化すること自体は、願望を実現する際に良い面もあるのです。
願望達成に向けて具体化する際の注意点①
願望の具体化の注意点については、前回の記事でも書きました。
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願望を実現させるために具体化しすぎるのも注意です
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その中での注意点は
願望達成のプロセスを具体化し過ぎないこと
でしたよね。
願望達成までの道のりを細かく考え過ぎてしまうと、逆にその願望が叶いにくくなってしまうこともあるのです。
ですから、求める結果ははっきりさせつつも、その過程については宇宙にお任せしておきましょう。
思いもよらない方法で、求める結果を与えてくれることもあるようですから。
それを期待しながら、強い信念のもとに願望を持ち続けていきましょう。
もう一つの願望を具体化する際の注意点
願望実現のプロセスを決めつけてしまわないことが一つの注意点ですが、実はもうひとつ重要な注意点があったので説明していきますね。
それは自分が引き寄せの法則のバイブルとしている"引き寄せの法則 エイブラハムとの対話"の中に書かれていました。
この本の中で、欲しいものを獲得する方策についても考えるべきかということが述べられていました。
その中でエイブラハムは
具体的な方策に自分も関わりたいとはっきり思っているなら、
そこに関心を向けてもかまわない
と言っています。
要するに、願望達成のプロセスも自分で決めたいならばそれでも良いということです。
でも最初の方で述べた通り、強くそのプロセスを決めすぎない方が良いということです。
さらに具体化の重要なポイントについて、以下のように書かれていました。
願望の具体化の注意点
具体的過ぎるかどうかを判断する簡単な鍵は、どう感じるかにある。
言い換えれば、「ワークショップ」で具体的なことを考えているときに、ワクワクしたりうれしいとか楽しいという前向きの感情になるなら、よろしい。
だが十分なデータが集まってもいないのに、具体的になりすぎると、疑惑や不安を感じるだろう。
だから、バランスの取れた意図であるかどうかを判断するには、自分の感じ方に注意を払っていればいい。
前向きの感情がわくくらい、だがネガティブな感情にはならない程度に具体的であることだ。
引き寄せの法則 エイブラハムとの対話より
具体的な願望を抱くことは良いけれど、具体的過ぎてネガティブな感情を抱くようではダメということですね。
願望が具体的過ぎることで、願望の実現を疑ったり不安に感じるようでは、たしかに願望も叶いにくくなってしまいそうですよね。
願望達成を期待した際に、気分良くいられる程度に具体化するべきってことになります。
やはり感情ってのは非常に重要な引き寄せのナビゲーターなんですよね。
引き寄せの法則における感情の重要性について、以前の記事も参考にしてみてくださいね。
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引き寄せには自分の感情を常に監視して良い気分でいることがとても重要です
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重要なのは思考が向かう方向です
さらにエイブラハムは
願望が具体的であるか一般的であるかより、思考が向かう方向が大事
と言っています。
これは感情の話になってくるのですが、何よりもまずは心地よい思考を目指すべきということなんです。
心地よい思考を目指している限りは、具体的な願望を持つよりも一般的な考え方をしている方が、実は早く願望が実現しやすいとのことです。
これはプロセスにこだわらない方が良いということにつながってくるんですね。
しかし心地よい思考を出発点にして、その上に心地よい具体的な思考をだんだんに積み重ねていくことは良いとされています。
その場合には、心地よいままで具体的になることも簡単とのことです。
そしてそれが一番いい創造のやり方とも書かれていました。
だからまずは
自分の望みがすでに叶っていることを想像すること
が推奨されていました。
望みが叶っているのを想像する分には、心地よい思考になっているはずですからね。
そのうえで、望みを叶えるための具体的な思考などを引き寄せていけばよいとのことです。
心地よくいられる範囲で、できる限り詳しく望む
というのがポイントということですね。
願望を具体化すること自体は良いのですが、何よりも感情には注意していきましょうというお話でした。
せっかくの願望も、ネガティブ感情を持ってしまったら逆効果になってしまいますので。
あまり願望を具体化するデメリットが強い場合には、具体化せずに求める結果だけを思考してもよいようですので。
まずは何よりも、ぜひ気分よく望むことから始めていくようにしましょうね!!