引き寄せの法則って、根本の原理と言われるぐらいで、非常に応用範囲が広いんですよね。
使いこなせるようになれば、生活面でもいろいろなことが楽しくなるんではないでしょうか。
ただその中で1つ気になることがあったのですが、調べていたところそれに対する回答を発見したのでした。
目次
引き寄せの法則を他人に適用できるのか
引き寄せの法則を使っていて
他人に対しても引き寄せの法則は有効なのか?
ということ、気になりませんか。
たとえば身の回りで不幸になっているような人がいた場合、その人が幸せになることを望んだりしますよね。
特に家族や親友がその対象であれば、なおさらですよね。
自分が他人の幸せを望んだ場合、果たしてそれを引き寄せることができるのでしょうか。
その答えは、ちゃんと引き寄せの法則の本にも書かれていたのでした。
他人に影響を及ぼすことはできません
そうなんです、結論から言ってしまいますと
引き寄せの法則では他人に影響を及ぼすことはできない
というのが答えです。
その答えを聞いて、ちょっとがっかりしてしまいましたか?
でもこれが法則だから仕方ないのですよね。
ちなみに引き寄せの法則では他人を動かすことはできないということについては、"新訳 願えば、かなう エイブラハムの教え"の中に書かれていました。
この本もいろいろと重要なことが書かれていて良い本ですよね。
時々見返すと、新たに発見することもあったりします。
引き寄せで他人をコントロールできない理由
ではなぜ引き寄せの法則を使っても、他人をコントロールできないのでしょうか?
その答えは、以下のように書かれていました。
あなたには他人の人生を創造する力はありません。彼らは彼ら独自の波動を放っており、それが彼らの引き寄せの作用点となるからです。
「新訳 願えば、かなう エイブラハムの教え」より
まぁ言われてみれば、なるほどとも言えますよね。
各人がそれぞれ波動を放っていて、他人の波動に干渉することはできないということなんです。
だからたとえば、友人が病気になった場合に
彼の病気が治って欲しい
と望んだとしても、残念ながらそれが叶うことは無いということなんですね。
厳しいかもしれませんが、それが答えのようです。
当の本人がどのような波動を出すかで、最終的な結果が決まってしまうということなんですね。
引き寄せの法則で他人を助けることはできない?
とはいえ、他人が困っているような場合、それでも何とか助けてあげたいとも思いますよね。
自分の力で何かできないかなぁと考えて。
引き寄せの法則では、先ほど述べたように他人に対して直接引き寄せることはできませんが、別の解決法はあるとも書かれていました。
それは"引き寄せの法則 エイブラハムとの対話"の中に書かれていました。
その答えとは
他人の困っている"問題"ではなく、"解決法"にフォーカスする
ということでした。
この2つでは全く違う結果になるというんです。
もし"問題"にフォーカスしてしまった場合、当然気分は悪くなりますよね。
そしてネガティブな暗い気持ちになってしまえば、自分にも悪いことが降りかかってきてしまう可能性もあります。
だから"問題"にフォーカスするという行為は、絶対にしてはいけないことなのです。
逆に"解決法"にフォーカスした場合、前向きな気持ちになることができますよね。
それによって自分の波動も上がりますし、その望んだものを引き寄せることができるとのことなんです。
だからもし相手が望んでいるものが分かっているのであれば、それが実現するように相手を元気づけてあげたりすることは有効なんですね。
そのようにして相手の引き寄せに、自分が協力してあげることは可能ということです。
逆に相手の不幸な状況に対して、哀れみや同情をもって接した場合、さらに相手のネガティブな波動を増長してしまいます。
だから絶対にそのように接することはやめておきましょうね。
他人を元気づけるにはどうしたらよいか
たとえば、先ほどの例のように友人が病気になった場合。
どのように対処すればよいのでしょうか。
それは
元気になった友人を想像する
ことが良いとのことでした。
それが先ほどの中の"解決法"に当たるということですね。
友人の病気にフォーカスすると、暗い気分になってしまいますよね。
しかし回復の可能性に注目して、友人の幸せに焦点を定めていれば良い影響を及ぼすことはできるとのことです。
また落ち込んでいる相手を元気づけようとする場合。
同情したり、慰めの言葉をかけても元気づけることはできないということですね。
一緒に自分もネガティブになってしまうだけですから。
そんな場合にしたら良いことは
自分が幸せであるという実例を見せる
ということが良いと書かれていました。
自分が健康なら、健康になりたいという相手の欲求を刺激するかもしれないと。
また自分が豊かなら、豊かになりたいという相手の欲求を刺激するかもしれないってことなんですね。
最終的には相手がどう考えるかにもよるかもしれませんが、少なくともお互いに悪い影響を及ぼすことはないってことではありますよね。
つまりは相手が良い方向に引き寄せられるように促していくことが、自分たちができることというわけなんですね。
まとめますと、自分が望んだとおりに相手に引き寄せの法則を発動させることはできない。
しかし自分が相手の波動を良い方向に導くよう影響を及ぼすことは、努力すれば可能だよというお話でした。
もしそのような状況に置かれていて、他人に対して引き寄せの法則を活用したいという方は、この方法も参考にしてみてくださいね。