普段の生活の中で人の悪口を言ってしまったり、言っているのを聞く機会が時々あるかと思います。
悪口を言うこと自体、なんとなく良くないイメージはすでにお持ちかもしれませんが、実際引き寄せの法則の観点から見ても避けるべき行動だったのです。
目次
人の悪口を言ってしまっていませんか?
普段の生活の中で、自分の周囲の人のことについて、ついつい悪口を言ってしまっていたりしませんか?
家族や友人、仕事関係の人など、どうしても自分の思うように動いてくれなかったりすると言いたくなってしまいますよね。
さらにそれを聞いてくれる人がいたりすると、より饒舌にしゃべってしまったり。
でもこの他人の悪口を言うってことは、いろいろな観点から見ても実はとても良くない行動なんです。
今回はなぜ悪口を言うことを避けるべきかについてお話していきますね。
人の悪口を言うことで生じる悪いこと
誰かの悪口を言うと、たしかに何となくすっきりした気分になることはあるかもしれません。
そんなことからストレスを解消するために悪口を言っている人もいるのではないでしょうか?
でもこれによって得られる感情はあくまで一時的なものであって、結局はその後ずっとすっきりしたままでいることはできないんですよね。
ではなぜ悪口を言うべきでないかについて順番に説明していきましょう。
1.周囲の人を不快にさせる
まずはスピリチュアルとか関係なく、一般論として。
悪口を言っている本人はあまり気づいていないかもしれませんが、聞いている人は実はあまり気分は良くないんですよね。
自分でも思い返してみてください。
人の悪口を聞いていて気分が良くなることってありますか?
中には"自分の言いたいことを代弁してくれていてすっきりする"という人もいるかもしれません。
でもそれは気が合う一部の人だけであって、実はそれを聞いている大多数の人は不快に思っている場合が多いのです。
自分が周囲から嫌われてしまわないためにも、悪口を言うのは避けるべきかと思います。
2.自分の波動を下げてしまう
悪口を言っている時というのは、怒りや不満、妬みなどのマイナスの感情を抱いているんですよね。
当然そういう感情を持ってしまっていると、自分の波動を下げてしまうことは間違いありません。
これは気分が良い感情とは全くの真逆ですよね。
ですから、人の悪口ばかりを言っていると、なぜか自分が悪い状況に晒されてしまうことになるのです。
また類は友を呼ぶではないですが、自分の発している波動と同じような波動を発している人が周囲には集まってくる傾向があります。
そうすると周りにはネガティブな人ばかりがたくさん集まってきてしまって、さらに自分の波動を下げる原因となってしまうのです。
3.悪いことを引き寄せてしまう
他人の悪口を言う際には、2.で触れたようにほとんどの場合マイナスの感情を抱いていますよね。
そしてその感情は比較的強いことが多いかと思います。
そうすると、気が付かないうちに最終的には
悪口を言っている内容を自分に引き寄せてしまう
ことになってしまうのです。
引き寄せの法則で注意しないといけないことの1つに
主語に関係なく引き寄せる
ってことがあるんですよね。
つまり人の悪口を言っていると、その内容を悪口を言っている人に対してではなく、自分に引き寄せてしまうことになっちゃうんですよ。
しかも強い感情を抱きながらとなると、さらにそれが実現しやすくなるんですよね。
そんなことから、他人の悪口を言っているつもりが、知らず知らずのうちに自分にその悪い内容を強く引き寄せてしまうということが起きてしまうのです。
悪口を言わなくするには
ではそんなデメリットばかりの悪口を言うという行為を、どのようにしてなくしていけばよいのでしょうか?
これまで悪口をよく言っていたという場合、急に改めるのはなかなか難しいかもしれません。
しかし以下に挙げるようなことをちょっとでも実践していけば、多少なりとも減らしていくことはできるかと思います。
1.悪口をよく言っている人から距離を置く
自分の周りを見渡してみると、他人の悪口をよく言っている人がいませんか?
上で書いていたように、自分が悪口を言っている場合、同じ波動を発している人が周りに集まってきている可能性があります。
もしそうであれば、まずはそういう人から距離を置くのは一つかと思います。
それによって自分も悪口を言いたいという機会が多少減るはずです。
2.悪口の話はできるだけ聞かないようにする
悪口をよく言う人と距離が置けれればそれがベストですが、中にはどうしてもその人と距離が置けないという場合もあるかと思います。
そんな場合は
他人の悪口の話は、興味をもって聞かないようにする
のが良いかと思います。
悪口を言っている人に同調したり、真剣に聞いていると、話している人はより話したくなってしまうものです。
しかしその話に興味がない素振りを見せられると、話す側も話をしにくくなりますからね。
どうしてもよく悪口を言う人と話をせざるを得ない場合は、こんな対処法もいかがでしょうか。
3.他人の良い面に目を向けるようにする
これは悪口を言う人の見方をガラッと変える方法ですね。
だいたい悪口を言う人は、他の人を見る際にネガティブな面ばかりを見ていることが多いかと思います。
それを思い切って転換して、逆に良い面に注目するようにするんです。
いきなりはなかなか難しいかもしれませんが、これは自分にとっても大きなメリットがあります。
それは
他人の良い面が自分に引き寄せられる
ってことなんですよね。
悪口を言っていたのとまったく逆の反応が起こるというわけですね。
自分をプラスに持っていくためにも、これはやってみる価値はあるかと思いますよ。
また人の良い点をほめているのを聞いて、気分が悪くなる人もいませんから。
それにより波動の高い人たちが周りにも集まってくるようになるかもしれません。
またそれを発展させて、他人に対しても感謝の感情を抱けるようにするとさらに良いですね。
感謝の感情が持てるようになると、以前お話した通りでさらなるメリットがありますからね。
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悪口を言わないようにして波動を上げていきましょう
悪口を言っていると、結局まわりまわって自分にとって悪いことが起きてしまうのです。
それだったら悪口を言わない方が絶対良いと思いませんか?
一時的なストレス発散ができたとしても、それ以上のメリットはないのですからね。
ことわざに
人を呪わば穴二つ
というのがありますよね。
これは"他人のことを呪って殺そうと墓穴を掘る者は、その報いで自分のための墓穴も掘らないといけなくなる"ということです。
それが転じて、人に害を与えようとすると、それが自分に跳ね返ってくるという意味を示しています。
まさしく悪口を言うのはこれと一緒で、悪口を言っていると自分にそれが跳ね返ってきてしまうということなんですよ。
本当に気を付けないといけません。
ついつい悪口を言うのが普通になってしまっているという方は、一度立ち止まってそんな習慣を変えていかれる方が良いかと思いますよ。
引き寄せの法則的にも悪いことしかありませんから、自分をプラスに持っていくためにも、ぜひ注意して改善していくようにしましょう♪