ついついやってしまいがちなことに、他の人などと自分を比べてしまうことありませんか。
これって実はあまり良いことではないんですよね。
今回はそんな他人と自分を比較することがなぜ良くないかについて書いていきます。
目次
みんな自分と他人を比較しがち
現代の生活に生きていると、ほぼ無意識にやってしまっていること。
それが
自分と他人を比較してしまうこと
ではないでしょうか。
小さい頃から競争社会の中で生きてきていることもあって、そのような思考を植え付けられている人が多いんじゃないかと思います。
自分もまったくもってそうでしたからね。
比較すること自体、良い面が全くないわけではないのですが、トータルで見ると波動を下げてしまって引き寄せをかなえにくくしてしまう可能性が高いと思うんです。
今回はそのあたりについて考察してみました。
他人と比較することが良くない理由
なぜ他人と比較することが良くないのか。
その理由について順に挙げていきましょう。
1.妬みを持ったり劣等感を持ってしまう可能性が高い
他人と自分を比べる場合、一つは自分より優位な立場にいる人と自分を比較することが挙げられます。
それによって抱く感情。
純粋にうらやましいという程度ならまだ良いのですが、ひどくなると妬みなどに発展していってしまいます。
嫉妬を抱くレベルになると、自分自身の気分が良いなんてことは絶対ありえませんよね。
そうなってしまうと、当然マイナスの波動を発してしまうことになります。
また妬みなどの延長線にあるものとして、優位な人と比べて自分が抱く劣等感があります。
自分の方が劣っている、自分はダメだとどんどん落ち込んでいってしまい、それに伴って自己肯定感も下がっていってしまいます。
劣等感を抱くこと自体も当然気分は悪くなりますし、波動も下がってしまうことは間違いありません。
もちろんそれをバネにして頑張るという人もいるかもしれませんが、それを乗り越えた先にはたして何があるのかということなんですよね。
結局その人を超えたとしても、またさらに優位にいる人が目に入ってきて、新たな劣等感を感じてしまい、いつまでたっても堂々巡りでゴールにたどり着けなくなるんじゃないでしょうか。
世の中上には上がいるもので、上を見続けていてもキリがないですからね。
ずっと自分が満足いく状態には持って行けれないというわけです。
2.優越感を持っても発展することはない
前者とは反対に、自分より劣っている人と比較して、自分の方がマシと考える人もいるかと思います。
それによって得られるものは優越感ということになります。
優越感によって気分が良くなることは一時的にはあるかもしれませんが、結局は自分より下の人と比べて自己満足しているだけにすぎません。
そこから何か発展していくようなことはなく、むしろ下のレベルの人に合わせてしまうことで、波動も当然下がっていってしまいます。
また比較を続けていくうちに、自分より上の人がいることに気づいてしまえば、1.同様に劣等感を抱く結果になってしまうことでしょう。
3.自分視点で考えられなくなってしまう
常に他人に対して優位でいたいという視点で考えていると、他人に自慢してうらやましがられたいという意識を強く持ってしまうんですよね。
そうすると他人からどう思われたいかということが優先されてしまい、自分が素直に満足しているのかが分からなくなっちゃうんです。
自分が素直にうれしいとか喜びを感じることをしている分にはいいんですが、自分は特にうれしくもないのに、うらやましがられたいだけで行動してしまったりするわけです。
他人に対してマウントは取れるかもしれませんが、いくら優位な立場になったとしても、自分が本当に満足していなければ結局最後には虚しさが残るだけだと思います。
他人と比較することをやめるには
ではどうしたら他人と比較するのをやめることができるのか。
これはなかなか難しい問題ではありますが、少しずつ実践していけば変えられる可能性があると思うことを挙げていきますね。
1.自分のことを可愛がる
まずはこれをすべきではないでしょうか。
とにかく自分のことを大切にしてあげることはとても重要だと思います。
それによって当然気分は良くなるはずですし、波動が上がること間違いなしです。
そして自分中心に物事を考えられるようになれば、他人がどうとかあまり気にならなくなってくるかと思います。
2.SNSなどをあまり見ないようにする
最近はSNSがこれだけ流行しているので、ついつい他人がどうしているとかの情報が入ってきてしまいますよね。
もちろん自分視点で素直な気持ちで見れているのなら良いのですが、妬みを持ったりしやすい状態で見ると本当に良くありません。
人によっては、わざとうらやましがられたいという理由で投稿している人もいますからね。
相手に対して素直に"いいね"とか"うらやましいな"と言える感情の状態にあればよいですが、そうでない場合には一旦SNSから離れてみるのも一つかと思います。
そういう情報が入ってこなければ、少なくとも他人を見て自分と比較することもなくなりますからね。
3.比べるなら自分自身と比べる
"どうしても比較するのがやめられない"という場合によいのが、過去の自分自身と比べてみるという方法があります。
これは過去の自分と比べてどれだけ成長したかということを考えることになります。
体力面などは年とともに低下していくことはあるかもしれませんが、いろいろなスキルなどについては絶対に向上していると思いませんか?
思い返してみると、以前はできなかったことが、今では何の苦も無くできていたりすることってどなたもあるはずですよ。
そんな比較なら劣等感や優越感を抱くことはありませんし、物事も前向きにとらえることができて波動も上がるかと思います。
自分の幸福に他人は関係ありません
まとめてしまうと、要はそういうことなんですよ。
つまり自分が幸福かどうかを考えるとき、他人と比べて相対的にどうかなんて結局は関係ないってことなんですよね。
だから"自分が本当に幸せ♪"って思える状態というのは、自分中心の絶対的評価で考えないと感じられないものなんです。
そして本当に幸せを感じて、感謝の気持ちを抱ける状態が維持できていれば、引き寄せの法則をより強く・早く発動できるのではないかなぁと思います。
というわけで、物事の判断も他人と比較せずに、自分中心で考えていけるようにしたいものです。
自分もまだまだではありますが、そうなれるように引き続き自分自身も変えていこうと思います。
今回はちょっと哲学的になっちゃったかな?
まぁ皆さんの今後の参考にもなると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を読んでくださった皆さんにも、溢れんばかりの幸福が訪れますように!!