今回はちょっと思い立って、中区にある名古屋東照宮にお邪魔してきました。
名古屋に長いこと住んでいながら、名古屋にも東照宮があるなんて初めて知ったのでした。
名古屋にある東照宮
東照宮は皆さんご存知でしょうか?
多分一番有名なのは
日光東照宮
ですよね。
見ざる言わざる聞かざるの三猿の彫刻があるところです。
この東照宮
東照大権現たる徳川家康を祀る神社
なんですね。
自分も不勉強で、まったく知りませんでした(^^;;;
で、この東照宮というのは実は全国にたくさんあるんです。
徳川家康の力はよっぽどすごかったんでしょうね。
その東照宮なんですが、家康の発祥の地である岡崎があるだけあって中部地区にはたくさんあるようなんですが、名古屋にもあったんですね。
長いこと名古屋に住んでいながら初めて知りました。
というわけで、今回はこちらを訪れることにしたのでした。
名古屋東照宮の場所
名古屋東照宮なんですが、実は結構オフィス街の中にあったりするんですよね。
名古屋城からも比較的近い場所にあります。
地下鉄で行く際には、"丸の内"の駅から降りると、歩いて7-8分ぐらいのところになります。
早速参拝へ
こちらが入り口になります。
鳥居をくぐって左手には
手水舎がありました。
竜の口からお水が出ているのでした。
手水舎を過ぎてさらに奥に進むと、その左手に
本殿が見えてきました。
街中にも関わらず、結構敷地は広いんですね。
参拝や祈祷をする人は敷地内に駐車ができるようになっているみたいでした。
奥に進む手前には、由緒記も掲示されていました。
御祭神は徳川家康公となっています。
もともとは1619年に名古屋城の三の丸にあったようなんです。
そのため"三の丸東照宮"とも呼ばれていたようです。
そして1876年に現在の場所に遷座したとのことです。。
しかし1945年に本殿をはじめとした主要な建造物が戦災により焼失してしまったそうです。
国宝に指定されて、すごく華麗なものだったようですが非常に残念ですね。
現在の社殿は、1651年に建立された徳川義直の正室春姫の霊廟を移築したものとのことです。
さらに近づくと
参拝をする場所があるのですが、こちらは拝殿ではないようでした。
こちらは"唐門(からもん)"と呼ばれるそうです。
ここでお賽銭を入れてお参りしてきました。
奥にはちらりと本殿が見えました。
やはりこちらは歴史があるもののように感じました。
そして建物から何となくその迫力を感じたのでした。
こちらの神社は出世運や勝負運などのご利益もあるとのことです。
家康公が祀られていることからも、そのようなご利益があるのでしょうかね。
勝負運という意味では、宝くじの当選にも効果が期待できそうです♪
福神社にも参拝
そしてこの名古屋東照宮の境内の中には、右手に進んでいくと末社 福神社という神社があるのです。
いかにも縁起が良さそうな名前ですよね。
福神社の由緒はこちら。
書かれております通り
御祭神は大国主命と事代主命
とのことです。
大国主命と言えば、出雲大社の祭神として有名ですよね。
そしてもう一人の事代主命ですが、こちらは大国主命の子供に当たる神様です。
また別名"恵比寿神"とも呼ばれています。
そうなんです、実はこちらの福神社は金運アップにも、とてもご利益がある神社なんですよ。
恵比寿様と大黒様というと七福神を思い浮かべる方が多いと思います。
もともとはそちらとは別の神様なのですが、神仏習合により同一視されているんです。
だいこく様とえびす様ということで、とても縁起がよさそうではないですか。
そして先日訪れた、金運がアップすると言われている名古屋の金神社(こがねじんじゃ)も金山彦神とともにこのお二人が祀られていましたよね。
-
金運アップのために名古屋の金神社に行ってきました
続きを見る
ですから、これは金運アップを期待せずにはいられないというわけなんです。
そのほかにも書かれていますとおり、開運招福、商売繁盛、良縁、家庭円満のご利益もあるとのことです。
こちらの一回り小さな鳥居をくぐると奥に本殿が見えます。
手前でお賽銭を入れて金運アップのお祈りをしてきたのでした。
そしてこのすぐ隣の敷地には那古野神社があるんですよね。
特に隔てるものはなく、そのままつながっています。
那古野神社にも参拝してきたのですが、それはまた次回お話させていただきますね。
御朱印帳をいただいてきました
今回訪れた名古屋東照宮なんですが、実は有名なのが
御朱印帳
だったりするんですよね。
聞いたところによると、大変紙質が良いとか。
今まで御朱印なんてもらってきたことがなかったのですが、せっかく訪れたので御朱印帳をいただいてくることにしたのでした。
社務所の方に行き、インターホンで呼び出すとすぐに対応してくださいました。
御朱印帳自体はいろいろなデザインのものがあるとのことでしたが、今回は鎮座400年記念の限定デザインの御朱印帳にさせていただきました。
どうしても"限定"という言葉に弱いんですよねぇ(笑)
初穂料は1,800円でした。
こちらが表面。
そして裏面には
家康公が描かれています。
内側を開いてみますと
この絵は名古屋東照宮を作った徳川義直が描いたものだったんですね。
お上手ですよね。
そして肝心の御朱印は
見開きで、2神社分をいただいてきました。
右側が名古屋東照宮ですね。
そして左側が福神社となっています。
右上には葵の御紋が。
さすが徳川家ですね。
そして福神社の方は、ちゃんとえびす様とだいこく様が描かれております。
それぞれ初穂料は300円でした。
今回御朱印は人生で初めていただいたのですが、なかなかこれも楽しいものですね。
神社を訪れたという思い出になりますし、デザインもいろいろあって記念になります。
世の中に御朱印マニアの人がたくさんいるというのにも何となく納得してしまいます。
今後は神社を訪れるときに御朱印もいただいてみようかなぁなんて思ったのでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を読んでくださった皆さんにも、溢れんばかりの幸福が訪れますように!!